おおさかぐらんま

大好きな旅と自転車とバイクのお話です

廻る恩

随分前に友人達とバイクで静岡に行った時、

雨の帰りの道中で先に転倒した友人に気をとられ、急ブレーキをかけてしまい激しく転倒。

幸い友人は無傷だったけど私は足が重いハーレーの下敷きになってしまい、足が動かない。

もちろんみんな助けにきてくれたのだけど、

ちょうど私達のバイクの後ろを走ってた地元の車の2人の若者が降りてきてくれた。

そして救急車の手配や道路の交通整理、乗り手がいないバイクの搬送等を手伝ってくれた。

こんな全く土地勘のない所での地元の方の援助はとてもとても有難い。

それと、ただハーレーというだけで突然電話で引き取りを依頼され

多分「えっ?なんで?うちが?」という言葉を飲み込み、

バイクを回収してくれた、たまたまそこそこ近かった喜徳なハーレーのディラー店。

そしてまた大阪から静岡まで引き取りに行かなきゃ、と思ってたら

又たまたまその静岡のディーラーが、私がお世話になってる大阪のディーラーの姉妹店だった。

そして店長が数日後にその店に車載車でバイクを引き取りにいくので、

ついでに載せてきてくれると。

転倒はアンラッキーだったけど、いろんな方々のご厚意に支えられました。

車の若者達も以前はバイクに乗っていて、

自分たちも事故の時は周りに助けられたから恩返しをしたかった、と言ってくれた。

恩は廻る、さて私はその恩を返せているだろうか?

ちなみに私の足は病院で随分ほったらかされている間に動きだし

レントゲンには立派な極太の骨がまっすぐ写し出されていた。

やっぱりこれはもっと働いて廻りに恩を返しなさい、貴方はまだまだ返せていない!

という神様の思し召し。

 

 

 

 

 

はしこわい

 

「南湖1周のんびりライド」byあさひサイクル

というサイクリングツアーにこの春行ってきました。

西大津店から出発で近江大橋、烏丸半島、琵琶湖大橋と観光を織り交ぜながらの

50㎞ほどの距離をはしります。

かりにも趣味サイクリングとほざくにはビワイチは目指したい。

その為にも先に南湖はおさえたい、と挑戦しました。

 

ランチの草津あおばな館のカフェのパンは美味しかった。

浮御堂も大変美しかった。

足湯のある所で食べたミンチカツも美味しかった。

天気も最高だった。

 

が、全長たかだか1350m、高低差26m(マンション9F)の琵琶湖大橋

なんなんだあれは、そりゃそうだ橋だからさえぎる物がない。

風は前方から恐ろしいほど容赦なく吹き付けてくる、

しまったサングラス忘れた、もう遅いわ…

これほんまに電動なんか?〇ぬほど足きつい…

恋でも鯉でも進まへん、前と引き離される、でも追いつけない…

 

もうぜーったい琵琶湖大橋は自転車では走らへん、車で恨みを晴らす。

しかし、後にもっときつい橋を渡ることになるとは、

この時の私はまだ知らない、のであった。

セレブなツアー

「とっておきの秋みつけた!紅葉ライド」byあさひサイクル洛西口店

というサイクリングツアーに去年行ってきました。

お店からスタートし、美しい竹林を抜け紅葉の名所光明寺大原野神社へ。

ずっとお店のサイトの調子が悪かったらしく、予約が入りにくかった。

ので、お客2人にガイドライダー3人という贅沢なツアーになりました。

なのでとてもガイドさん達と距離が近く楽しい時間となりました。

途中私にはかなりの下りで落ち葉がある道は怖かったので、

私のせいで全員押して下って頂き申し訳ない。

リーダーさんの「意外に転倒せず下れるんですよ」の声にも無・無理。

おばさんはダメージからの復活にとっても時間がかかるのよ。

 

リーダーさんは神社仏閣のお勉強もしっかりされたらしく、色々ご説明頂きました。

また大原野では手作り草餅を皆で食し、暮れの早い帰路

「今年のライドはもう今日で終わりでしょうねぇ」という声を前で聞き

ああ晩秋よ、なんかおばさんはせつなかったよ。

 

 

 

 

愛しの近江八幡コロッケ

 

 

近江商人の足跡をたどる水郷巡り」byあさひサイクリング

というガイドツアーに2022年参加しました。

 

朝10時に近江八幡駅に集合し、ユースホステルのカフェでランチ。

シャーレ水ヶ浜で水鳥見学、長命寺港のつくだ煮やさんでお買い物。

ラ・コリーナ近江八幡で休憩、そしてガイドさん付きの八幡堀散策

という何とも盛沢山な行程でeバイクのレンタル込みで¥10,000。

ガイドリーダーさんのテンションも高くて面白い。

とても満足感のあるサイクリングツアーでした。

 

ここら辺は大型バイクでも何回も走った所ですが、特にシャーレ水ヶ浜。

以前はほんとにゆっくりできる絶好の絶景スポットだったのですが

今は順番待ちのカップルであふれかえっています、SNSの影響ってすごい。。。

そしてラ・コリーナ近江八幡は買い物おばさん軍団。。。

おうみはちまんユースホステルは明治時代の建物を利用されていて

その内装が素敵すぎ、ランチの味は全く記憶に残りませんでしたが。

 

八幡堀散策を抜けて

一人で食べた熱々のコロッケ、なんであんなにうまかった!

 

水の都はあたたかかった


某旅行社の日帰りサイクリングツアーに行ってきました。

新幹線で岡山、しおかぜ号に乗って伊予西条へ。

石鎚山のふもとにある西条市は、「うちぬき」と呼ばれる地下水が湧き出ていて、水道代は無料なんだとか。

ツアーの途中でも湧き水を飲ませて頂いて、うーんこんな美味しい水が無料とは!

ツアーは加茂川橋~保国寺~東宮~兎之山~黒瀬ダム~龍神社を廻る32,6kmの旅。

山道あり、神社への里道あり、海へと続く川沿いの道ありと起伏に富むいいコースでした。

e-bikeはジャイアントのクロスバイク、はじめて乗りましたが馬力ありますね。

私のママチャリと比べるのが失礼なのですが、これなら何処へでも行けそうです。

そう、実は私まだe-bikeは買ってません、レンタルで色々乗ってから買おうと思ってます。

で、毎回お金の話で恐縮ですが、このツアーちゃんとイタリアンのお昼も、休憩時のめっちゃ美味しいプリンもついて、大阪から¥24000なんですよ。

交通費も考えると安い!しかも今回旅行支援の対象になったので更にお得!

でも、今回のツアーの最大の魅力は現地のサイクリング会社の方達のホスピタリティ。

ガイドさんやサポートの方達、サポートカーを運転する常務と呼ばれてたけど、休憩時にはプリンの入った発砲スチロールを大事そうに運んでくれた方。

帰りの駅でも全員で見送ってくれましたしね、中々の感動もんでした。

そして一番びっくりしたのは、結構まごまごするツアー自転車達に、ほとんどの車が道を譲ってくれるんですね。

大阪じゃぜー--ったい譲ってくれませんから。

団体ツアーというのは、ついていくのに必死なあまり廻りをよく見ない、

ので歓迎はされないのが常ですからね。

そんなこんなの中、気温も町人もあったかい伊予西条の旅でした。

 

 

 

いとむつかし三方良し

昨日は某旅行会社のビワイチスクール第2学期

第1学期より少し距離が増えて25㎞。

付いて走るだけでは何処をどう走っているのか?

お昼休憩は秋ひまわりが満開の草津あおばな館。

次の休憩は建部大社、私は初めて行きましたがとてもいい神社。

休憩観光をはさみながらのサイクリングは最高です。

参加者のレベルは様々で、物足りない方もいらしたかな。

でも幅広い年齢層対象なので、それは致し方ありません。

問題は、毎回あがっていく参加費。

日帰り南湖1周第3学期の案内も頂きましたが、え?24,800円?

8,980→12,800→24,800 ええ~?

3学期はサポートカーがつくからとか、色々事情がとか何とか、

もちろん添乗員さんを問い詰めた、いえ質問したのですが。

スクールの主催者さんはとてもいい方なので、応援したい。

今までが安過ぎで、旅行社にごっそり持っていかれた後に利益だすならこの値段が適正なのかも?

でもなんかね、現地集合、人力で走ってお昼も出なくてこの値段?

とおばさん達は思ってしまうのですよ、ま、次の募集が始まるまでに考えよう。

中々三方良し!にはならない世の中でございます。

 

 

 

ビワイチへの道

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バイクを降りてからの旅はもっぱら団体ツアーです。

あれこれ考える時間がしんどくなってきた、というのが1番の理由です。

旅行会社から送られてくる案内をざっと且つ細かくチェック。

最近は歩くツアー全盛のようで、その片隅にサイクリングの文字。

e-bikeで誰でもビワイチへ挑戦!

各日10名の募集枠なので、あっという間にキャンセル待ちになったようです。

9月末なのに酷暑の中、JR瀬田駅で集合ですが自転車のサロンへは徒歩10数分。

これはちょっとしんどかった、とっても暑かったから。

近くの公園で軽く練習の後、いざビワイチの第一歩へ。

近江大橋から膳所城跡公園、瀬田の唐橋、約13㎞。

とってもとっても暑かったけど、やっぱり琵琶湖はいいなぁ。

バイクでも散々走った琵琶湖だけど、自転車いいなぁ、水際を走れますもんね。

これはやっぱりビワイチ完走したいなぁ、と思います。

ただ、初めての道、初めての自転車、初めての1列走行。

ふだん自転車に乗ってる私でも緊張します、疲れます、足にきます。

参加者の平均年齢はかなり高く、私を含め軽い気持ちの方も多く、

2名の方が転倒されてました、誰でも乗れる自転車だけど侮ったらいけません。

我々シニア世代、転んだらタダではすみません。

次回も慎重に楽しく乗らなくっちゃ。

でも今回知り合った方との帰り道のおしゃべり。

楽しくて面白くて、これだから旅はやめられない!